こんにちは。Tsukasaです。
絵でも書き溜めておくのがきっと、今のベストなのでしょうけども、一枚の絵の途中から思うようにすすまなくなってしまいました。
そして、同時に進めているHP計画。
超個人的な意見を多々入れているため、やはりベースは静止画。この前のブログで書いた通りになりそうです。
なぜ超個人的か、と申しますと、実はホントにくだらないことなんですよ。
ただ単に、フラッシュのサイトだと一回クリックしないとそこを操作できない。・・・ってただそれだけなんです。
クリックしたとおもったらされてない・・・地味に嫌なので。
さて。前置きもそこそこに、今日の話題といきましょう。
税金の話でもはじめようか、とか思ったんですが、多分興味ある人間を探すほうが大変なのと、
ぶっちゃけつまらないかも、と思ってやめます。
道路と原油価格と施工までのタイムラグについて個人的な物言いがあったんですけど、まーいいや。実際つまらないですし。
で。
今日は私が『人形』がほしい!って話を。
今、3番目ぐらいにほしいものに人形があります。
なるべく多くの間接が動くものです。人間以上は動かなくてもいいんですけど。
そして、キャスターみたいなのがついてて、浮いたポーズもとれるようなのだとベスト。
そんなんあるんだったら、どこぞのフィギュアでもいい。
男か女、どちらか片方でいい。
どういう話かと申しますと、アングルの研究をしたいんです。
自分だけのカッコイイ角度を見つけたい。
それに、現実に忠実な遠近で描ければ、マンガなどのような誇張表現を避けることができるからです。
逆もいえますよね。誇張表現させたいときでも、素体となるものがあれば大分楽に作画できます。
性別がどちらでもいいというのは、基本人形を使う目的がアングルの勉強と、もし作画する際の大まかなアタリをとるためにすぎないからです。男を描きたければそこから男の体を書けばいいし、女を描きたければそこから女の体をかけばいいだけのことですよね。
デッサンの狂いも緩和されることになります。
なぜ、今ごろになって急に人形がほしい、などといいだしたかというと・・・
「プロほど資料をたくさん使う」というある巨匠の言葉を聞いてしまったからなのであります。
例えばアニメータさんが、他の人描いたものをトレースして勉強したり、背景さんが写真をトレースしたり。
トレースとは模写みたいなもんですから、よく思わない人間もいると思うんです。
しかし、曰くトレースを嫌がる人間は基本的に自分の力を過信している傾向があるというのです。
プロがなぜ資料や写真をトレースするのかというと、それ以上にリアルに描けないからだ、といいます。
ファンタジーの世界だって同じです。その世界を思いつくのには、今まで生きてきた中の何かが必ず関与しているわけですからその周辺の書物を読み漁ったりして世界観をよりリアリティのあるものにしていくわけです。
武器やその他道具についても、実際あるものを見たり、その時代背景を調べたり。
それらは、全て『資料』なのです。
いるかどうかは別として、例えば背景はトレースするけど、武器はトレースしたくない(でも実在の武器)とか、
逆に、武器はトレースするけど背景はトレース嫌い、とか。
そういう人間はトレースの意味を履き違えているのだ、と。
トレースはなぞるって意味です。前人(リアル)をなぞる。
現実をなぞることができなくてリアリティをだそうなぞとは笑止千万、それこそ過信もはなはだしい。
絵を重ねてなぞることだけがトレースって言うのは小学生までで十分です。
それらの言葉にガツンと重みを感じたTsukasaだったのです。
プロほど多くの資料を使う。その意味を真摯に受け止めました。
今思えば、トレースをしまくったあとはキャラもほぼ思うように自分で動かせるようになった気がしますし、
そもそもトレースをやる前の自分のアニメと、トレースをしこたましたあとで描いた自分のアニメでは、
もう色々と段違い。
そして、背景。
風景画、と背景は大分違いますよね。
私がたまに書くのは風景画であって背景ではないわけです。
静止画や動画で目的物の後ろにあるものが背景なわけです。
これこそ写真を用意すべきものなのかもしれません。
実際に無くてもジオラマを作って撮影するくらいのプロ意識というんでしょうか。実際そこまで出来るようになるにはとてつもない時間と実績と地位と資金が必要でしょうけども。
逆に背景をトレースしないでトレースした人以上にリアリティのある絵をかければそれにこしたことはないんですが。
今のところ、そこまでの人は見たことないです。
流石に、クリエイターさんで「トレースはしたくないからしない」とか「自分の絵じゃなくなる」とかどこぞの中学生みたいな事を言う人はいないでしょう。
ただ・・・・
ただ一つだけ、トレースをしないでも良いとされる場合があるそうです。
それは・・・
目的物(例えばアニメであれば動くキャラクターとか)の描写レベルを、背景の手書きレベルとあわせたい時、なんだとか。でもそうすると根本的な画力自体にイチャモンつけられてしまいそうです。単純に下手だ!とか・・・。
ただまぁ、クレヨンしんちゃんの背景すら写真をトレースして制作されている昨今、現実をなぞることなくしてリアリティを求めるのは不可能かと思いますけどね。
ジブリの背景イメージは、(大作多いので当たり前かもしれませんが・・・)当然ながら取材取材でイメージを固めていくのだそうです。有名ですけど、もののけ姫のイメージイラストの屋久島のカットはすばらしいと思います。
とにもかくにも資料!
もう一度、守 破 離 の守に戻って勉強しなおしてきます。
この休み中に基礎力アップしてみますわ・・・・・・
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