こんにちは。Tsukasaです。
春も間近ですね。
今回はタイトルの通り、桜にスポットをあてていきたいとおもいます。
今回の話は私のウンチクになってしまうので知識的に「ああ、それ知ってる」とか、
そういうのは自重するように。
このブログ私のウンチク多いですけど。
ソメイヨシノ。今、日本で桜、といったらまず出る名前です。染井吉野ですね。吉野桜って言うのも聴いたことあります。
彼岸桜と大島桜(間違っていたらごめんなさい)の雑種であるこの桜は、
明治(だとおもう)にある植木職人が奇跡的に生み出したものだという。
従来の桜よりも花の数も多く、なにより立派だった。
これについては色々なエピソードがある。ロマンチックな話が多い。
ソメイヨシノは、当然の事ではあるが、実がならない。
これは、どういうことかというと、
今、全国にあるソメイヨシノは、
もとをただせば一本のソメイヨシノから出来ていることになるわけだ。
ソメイヨシノは、先にも書いたが合成種であり、自然種ではない。
一本のソメイヨシノから枝なりをとって、挿し木をしていったのだろう。
なんとドラマチックな話だろうか。
一本の桜から始まった、この桜の伝説。
現在に散らばるソメイヨシノには元租が存在する。
一本の。
それが今生きているかはわからない。
日本橋ヨヲコ 著 の、『極東学園天国』 というマンガが昔あった。
それは、廃校になるかどうかにたたされた学園に残された一本のソメイヨシノをめぐり社会への挑戦を描いたものだ。
とても皮肉めいている表現もあり、当時は少年マガジン(記憶違いだったらごめんなさい)に掲載されていたのが場違いだと感じた時もあったほどだ。
儚くも、美しい。
桜はその象徴にされる事もあるほどだが、その一時期の栄かを謳う作品は少なくない。
そろそろ、お花見の季節ですね。
PR